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WRANGLER CHAMPION JACKETS |
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前から見たら普通の111MJ。背中面にブルーベルマーク。背中に何も書いてなければただの111MJ |
まだ布パッチになる前のプラスチック製パッチ。よく見るとブルーベルマークがうっすら見える。ただ向こうの人は何でこうしてイタズラ書きが好きなんでしょう。 |
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赤い生地の111MJ。薄くはなっているが前から見ても迫力がある。 |
布タグの最初期でサイズ表記が中央にあるタイプが付けられている。 |
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まさに復刻にもなった有名なチャンピオンJK。色落ちもなくほぼDEAD STOCK状態。 |
サイズ表記が中央から端にずれた1957年〜のタグ。この形のチャンピオンJKは殆どこのタグが付いている。 |
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唯一ラングラーでビンテージLevi'sのラインナップに肩を並べて有名かつ人気アイテムにもなっているのがこのチャンピオンJK。通称チャンジャケと言われてるこのJKは、当時ロデオ大会のスポンサーになっていたラングラーがその時チャンピオンになった人に贈ったという由緒あるJKです。個人的にいえばどれだけその大会があったかは知りませんが、それにしちゃあ数が多いという気もしますので市販されていた可能性も高いと思うのですが…。ところでこのJK、一番有名な形がこのジッパータイプ(11MJZ)の色が赤のこのアイテム(12MJZ)ですが、実は他にも色々あったようです。例え
ばタグが50年代前半に使われているプラスチック製のパッチが付いている上、111MJをそのまま利用して背面に刺繍とブルーベルマークを付けたこのJKなんかは正にチャンピオンJKの最初期タイプといえるでしょう。ボタンの形状も内巻き時代と同じ中央に文字がある丸みボタンを使用してる事から(その後フラットなタイプに変更)1950年位の製品だといえます。このJKを初めて見た時、「背面中央にドーンとブルーベルマークが付いているなんて格好良いなあ。」と思った記憶が未だに心に残っています。そんでこのJKから先程から説明している有名な12MJZにモデルチェンジしたと思っていたのですが、ある日を境いにこの説が揺れ動いたのです。それは渋谷の某有名ショップ姉妹店を覗いた時のことでした。レジのショーケースに赤い姿をして背面にドカーンとブルーベルマークがくっついているJKが、その背面を見せて他の細々した雑貨のじゅうたん代わりにインテリアとして飾ってあったのです。実はそんなJKも存在すると多少は小耳にはさんだ記憶もあったんですが、なんと目の前でそのJKを見る事ができたのです。当然非売品だった上に他の雑貨
が上に乗っているのもあって前面部の形状を見せてもらう為に声をかけるのもちょっとしにくかったんですが、背面を見て一発でわかりました。腰部あたりに付いているアジャスターベルト、色こそ赤で違いますがそれはまさしくブルーデニムJKの111MJだと。 |
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その後雑誌などでも紹介されたのですがの古着屋を回ってもそれ以来まず見たことはありませんでした。しかしその数年後偶然ネット上でこれを持っている方に出会い、個人売買で譲ってもらうことが出来たのです。あまりにも珍しい物なんで流石に程度は良いとはいえませんが、れっきとした先程のブルーデニムJKから赤ジャケに移行する間に作られた生き証人なのです。しかも赤ジャケな上に背中にドーンとブルーベルマーク。ディティールでいったら言うことナシの超お気に入りです。勿論コレクターアイテムとしたら程度は良い事にこした事はないのですが、自分はビンテージシューズでもビンテージウエアでもとにかく普通に身につけて街に出るのが好きな人間なんです。このピンク色に近くなったくたれ加減といい、赤い糸で処理されたリペアといい、着るとすごく古着っぽくて格好良いんです。もう一つのジッパータイプの赤ジャは見ての通りデッドのように色落ちもなく程度が良いんですが、なんかいざ着ると派手なガソリンスタンドの兄ちゃんみたいになっちゃうんで正直あまり着てなかったのです。元々程度を気にするような状態で手にした訳でもないのでこのJKは今後どんどん街に出してやろうと思っています。っという訳で、チャンピオンJKの移り変わりを3種類紹介したんですが、その他にも赤ジッパーJKでアクションプリーツ(後肩の蛇腹状で動きやすく工夫されているパーツ)があものや、イエローステッチ(通常レッドステッチ)のもの、もう少し新しくなると白や黒のサテンジッパーのものなどもあります。ラングラーJKも色々形が細かく変わるので面白いんですが、自分はこの存在感たっぷりのチャンピオンJKが一番好きです。 |
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